米粉パン作り修行
お米を粉にした米粉を使ったパンを作る修行です。
忍術(自然科学などの知識)を駆使して作った、日本一と評されたお米を使って、米粉パンを作ります。
お米は、炊飯して食べるだけでなく、様々な工夫を重ねることで、こうしてパンにすることが出来ます。
小麦粉ではなく、米粉です。粉雪のようにフカフカです。
ここに、グルテン、塩、砂糖、イースト菌、スキムミルク、バターなどを混ぜ合わせ、水と卵を加えて良くこねます。
生地をまな板の上で、こねては叩きつけ、こねては叩きつけます。
力と根気がいる作業ですが、しっかりとこの作業を行うことで、パンがふっくらと仕上がります。
こね終わった生地に、つぶあん、ふきみそ、ハムなど、思い思いの具を加えていきます。
先程まで、粉の状態だった米粉が、パンらしくなってきました。
あとは発酵させて、焼けば完成です。
驚くかも知れませんが、発酵とは微生物の力によって行われます。先程加えたイースト菌が活躍して、生地の中でガスを発生してくれるので生地がふっくら膨らむのです。
おいしそうに焼きあがりました。
米粉で作ったパンは、小麦で作ったパンにはない、独特のやわらかさともちもち感が特徴です。ほんのりとした甘さとしっとりとした豊かな食感も併せ持っています。
お米の持つ新たな可能性を探ることも、また楽しい修行といえるでしょう。